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飲食業の業界動向

飲食業界の市場規模

日本フードサービス協会によると、外食産業の2019年度の市場規模、成長率は以下の通りです。
飲食業業界の市場規模・成長率
1990年代をピークに、2011年頃までは徐々に減少傾向が続いていましたが、2012年からは徐々に回復傾向に転じました。
【外食産業市場規模推計の推移】
外食産業市場規模推計の推移

出所:外食産業市場規模(日本フードサービス協会)

飲食業界の現状・課題

市場自体は堅調だが、長期的にみると縮小傾向

長期的なスパンで見ると、少子高齢化の影響もあり、国内の飲食業界は縮小傾向。
しかし、「食」については、他業界を比較して需要が無くなる、ということがない業界であり、景気に左右されて、他業界が急激に落ち込んでいる時も、外食産業においてはゆるやかな下降、または、ほぼ横ばいの傾向。
また、新型コロナウイルスの影響により、2020年度は極端に市場規模が縮小した。

若年層の就業者は他業界よりも多く、就業者数も増加

学生などの若年層のパート・アルバイト需要もあり、他業界よりも若年層の就業者が多い。就業者数も、2019年までは増加傾向。ただし、2020年は新型コロナウイルスの影響もあり、就業者数は減少に転じた。
【年齢別就業者数】
出所:労働力調査(総務省統計局)
【宿泊業・飲食サービス業の就業者推移】
出所:労働力調査(総務省統計局)

新規参入と退出が盛んな業態

国内市場の縮小を受け、東南アジア等への海外進出も進む

人材の確保と育成、待遇の改善

飲食店の店舗運営において、欠かせないのがアルバイトやパートで働くスタッフ。飲食業界は慢性的な人手不足に陥っている。 「求人@飲食店.COM」(シンクロ・フード運営)によると『2016年、飲食店で最も人手不足だった職種は?』との質問に、サービス・ホールスタッフが最も人手不足であることが分かったという。近年アルバイト・パートの時給が上がる中で、人件費の膨張に悩む飲食店も少なくない。 外食産業は新卒入社3年後の離職率45~55%(全業種平均は28.8%)が高めであるとのデータもある。勤務時間、休暇、給与条件など採用後もスタッフが継続できる環境と整えていくことも急務。

食材価格の上昇

消費税率の引き上げに加え、天候不順や原油価格の高騰のあおりを受けた物流コストの上昇、新興国での実需増加等によって食材の仕入価格が高騰しているす。 食材費の高騰が飲食店における収益悪化の一因となっている。

中食需要の増加

コンビニ・スーパー・デパ地下の惣菜など、調理済みの食品を購入して、家や職場、公園等の店内以外で食べる形態「中食(なかしょく)」が伸び始めている。(一社)日本フードサービス協会によると、持ち帰り弁当店や惣 菜店などの「料理品小売業」の市場規模は、7兆5,414億円で、前年より5.6%増加した。 また、コンビニ各社も、買った商品をその場で食べることができるイートインスペースの普及にも力を入れており 「中食」への需要は今後も継続的に伸びると予想される。
【 外食費の推移 】
出所:(一社)日本フードサービス協会
【 食に対する志向の変化 】
出所:日本政策金融公庫「平成26年度上半期消費者動向調査」

消費者の外食率は減少傾向

1997年(消費税5%スタート、大手企業倒産や銀行破綻も多かった年)より外食率は減少傾向、一方で外食や総菜・調理食品の購入などは横ばいの傾向。また職に対する志向も、簡便化志向が高まってきていることから、今後もさらに総菜や調理食品、テイクアウト需要は増加すると予想できる。
【外食率と職の外部化率の推移】
出所:(一社)日本フードサービス協会
【食に対する志向の変化】
出所:日本政策金融公庫「令和年1月調査 消費者動向調査」
飲食業業界のM&A動向
業界内のM&Aは加速している。 大手企業は多様化する消費者ニーズを捉えるため様々な業態の企業を積極的にM&Aで取得し、 展開している。 飲食店は食材の価格高騰のあおりを受けやすいが、大手グループの傘下に入ることで、仕入れのスケールメリットの享受や財務体質の安定など、利益確保に繋がることも多い。
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飲食業業界におけるM&A活用のメリット
    譲渡側のM&Aのメリット
  • 後継者問題による廃業を免れる
  • 好調期に事業売却できればより高い売却益を得られる
  • 従業員の雇用を守ることができる
  • 主力の事業に力を入れることができる
    譲受側のM&Aのメリット
  • 土地や、施設の建物をスピーディーに確保できる
  • 未展開地域での営業基盤の拡大が図れる
  • 間接コストの低減などスケールメリットを享受できる
  • 新規顧客や有資格者等の人材を獲得できる
飲食業業界のM&Aのポイント
  • 立地環境や業態、コンセプト、メニュー価格設定等がマッチしているか
  • 店舗ごとの損益管理、顧客単価管理等がなされているか
  • 周辺地域において強力な競合の有無
  • スタッフの教育体制(オペレーションマニュアルの整備など)や待遇面は充実しているか
  • 食材の仕入ルート、仕入れ価格の安定性はどうか
飲食業業界のM&Aニュース
2020.11.27 しゃぶしゃぶチェーンの木曽路、焼肉チェーン店などを展開する大将軍を買収
2020.9.8 コロワイド、大戸屋HDを買収
2020.6.1 東京一番フーズ、寿司チェーン「寿し常」26店舗の事業を豊田から取得
2020.3.30 コロワイド、アスラポートから「牛角」のエリアFC事業と直営6店舗を取得
2019.12.27 安楽亭が「ステーキどん」展開のアークミールを買収
2019.11.7 「はなの舞」「さかなや道場」を展開するチムニーが焼肉業態運営のシーズライフの全株式を取得し、子会社化
2019.5.31 梅の花が、「さくら水産」等居酒屋運営のテラケンを買収
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